吉江歯科医院ブログ（症例）
2009年4月9日 木曜日
歯ぎしりって怖い！
今日は歯ぎしりについて。この写真のように前歯がのこぎり状に擦り減っている方、要注意です。
夜寝ている間に、強く長い時間歯ぎしりをするとこんなに歯はすり減ります。前歯だけでなく奥歯も同様にすり減ります。歯がすり減るだけでなく、慢性的な偏頭痛、よく休んだのに肩こりがとれない、奥歯で咬むと歯が痛い、顎の関節（顎関節）が痛い、音がする、詰め物がやたらと外れる、歯にひびが入って割れてしまった・・・などなど数々の症状の原因となります。
原因のほとんどはストレスと言われていますが、他にもかみ合わせ、寝具との相性、態癖、単なる癖などもあります。しかし、歯ぎしりを完全になくす方法は現代医学には見つかっていません。せめてマウスピース（ナイトガード）をはめて歯や筋肉を守りましょう。症状が軽くなります。安心も生まれます。
歯を守ってくれているナイトガードは、ほらこんなにすり減ってます。ナイトガードよ、御苦労さん・・・投稿者 吉江歯科医院 | 記事URL
2009年4月2日 木曜日
移植
久しぶりの投稿です。医院の外壁工事などでドタバタしていてブログのことをすっかり忘れていました。あしからず。今年度は症例報告をもっと盛り込んで行こうと思っています。そこで、まずは「自家歯牙移植」。38歳女性、歯冠が崩壊して抜歯を余儀なくされた下顎第二大臼歯。その後ろの親知らずを移植することとなりました。
第二大臼歯を抜歯しました。その後ろに見えるのが親知らずです。
そっと取り出した親知らずです。この親知らずが第二大臼歯の場所に適合するかは事前に当医院のＣＴで調べてあります。形、幅、長さそれぞれ適用内でした。
第二大臼歯の穴に適合させて植えました。ドナーの親知らずの根の表面の歯根膜を傷つけないこと、乾燥させないこと、抜いてから20分以内に手元の作業を終えて植えることが極めて大事なポイントになります。結構忙しい手術です。
最後にシルクで固定して手術完了。10日で抜糸、約3ヶ月後にはクラウンをセットして咬み合わせに参加させます。移植って、そんなことできるんですか？ってよく患者さんに聞かれます。できるんですよ。でも、どこの医院でも、どの歯でもってわけにはいきません。適合するドナーかどうか、きちんと事前にＣＴで調べて、条件が合致すればＧＯです。私の歯が無くなったところにもできるかな？って思われたらご相談ください。よく調べましょう。
投稿者 吉江歯科医院 | 記事URL
2008年4月17日 木曜日
ＣＴとオペ室
先日「改装中」のブログを投稿しましたＣＴとオペ室が完成し、３月から本格稼動しています。
カウンセリングルームの奥にオレンジのＣＴルームができました。ガリレオス・コーンビームＣＴ、最新鋭のＣＴです。
歯科領域で必要とされる撮影範囲がすべてワンスキャン（１４秒）で撮影完了します。患者さんに無駄な時間と無駄な放射線被爆をしいりません。放射線に関しては、なんと通常のパノラマレントゲンと同量で世界的にこの機種だけです。http://www.sirona.co.jp/ecomaXL/index.php?site=SIRONA_JP_galileos
ガリレオスＣＴで撮影されたデータは、すぐに（４分後）にデータ解析用ソフトに転送され、あらゆる部位の Ｘ・Ｙ・Ｚ 軸での断層面を観察することができます。インプラントの診断・シュミレーションのみならず、親知らずの状態、上顎洞炎、矯正治療前の診断、顎関節の形態診断etc.etc. 様々な診断のシーンで力を発揮します。
診断用のＰＣはＬＡＮで接続され、オペ室とカウンセリングルームにて情報をいつでも見れます。手術中にもＣＴの情報を見ながら処置を進められます。
Ｃブースを改造しオペ室としました。治療台の位置移動、大型無影等の設置、サクションユニットの２回路化、ＬＡＮ・ＰＣでのＣＴビューアーetc.etc. 窓のある明るいオペ室になりました。（暗いオペ室は緊張しますでしょ）
オペ室は、自動ドアを設置し完全個室としました。インプラントのオペは勿論のこと、他の様々なオペ時にも落ち着いた空気の中しっかりした治療ができます。
設備の充実のみならず、人的充実にも努力を続けてまいります。どうぞよろしく
カウンセリングルームの奥にオレンジのＣＴルームができました。ガリレオス・コーンビームＣＴ、最新鋭のＣＴです。
歯科領域で必要とされる撮影範囲がすべてワンスキャン（１４秒）で撮影完了します。患者さんに無駄な時間と無駄な放射線被爆をしいりません。放射線に関しては、なんと通常のパノラマレントゲンと同量で世界的にこの機種だけです。http://www.sirona.co.jp/ecomaXL/index.php?site=SIRONA_JP_galileosガリレオスＣＴで撮影されたデータは、すぐに（４分後）にデータ解析用ソフトに転送され、あらゆる部位の Ｘ・Ｙ・Ｚ 軸での断層面を観察することができます。インプラントの診断・シュミレーションのみならず、親知らずの状態、上顎洞炎、矯正治療前の診断、顎関節の形態診断etc.etc. 様々な診断のシーンで力を発揮します。診断用のＰＣはＬＡＮで接続され、オペ室とカウンセリングルームにて情報をいつでも見れます。手術中にもＣＴの情報を見ながら処置を進められます。
Ｃブースを改造しオペ室としました。治療台の位置移動、大型無影等の設置、サクションユニットの２回路化、ＬＡＮ・ＰＣでのＣＴビューアーetc.etc. 窓のある明るいオペ室になりました。（暗いオペ室は緊張しますでしょ）オペ室は、自動ドアを設置し完全個室としました。インプラントのオペは勿論のこと、他の様々なオペ時にも落ち着いた空気の中しっかりした治療ができます。
設備の充実のみならず、人的充実にも努力を続けてまいります。どうぞよろしく投稿者 吉江歯科医院 | 記事URL
2008年2月8日 金曜日
ただいま改装中
医院の改装工事が予定通り６日の水曜日から始まりました。現在の医院の状態です。
大工さんががんばってくれています。
ＣＴ室も徐々に形になってきました。
ユニットも養生されて休憩中です。
患者様にはご迷惑おかけしておりますが、今しばらくご容赦願います。
１１日には工事を終え１２日（火曜日）からは平常診療です。
出来上がったらまたアップする予定です。
大工さんががんばってくれています。ＣＴ室も徐々に形になってきました。ユニットも養生されて休憩中です。患者様にはご迷惑おかけしておりますが、今しばらくご容赦願います。
１１日には工事を終え１２日（火曜日）からは平常診療です。
出来上がったらまたアップする予定です。
投稿者 吉江歯科医院 | 記事URL
2007年12月13日 木曜日
これなんだかわかります？
これなんだかわかります？何か穴からムニューって出てきそうですけれど、何も出てきません。
答えは、「麻酔薬のカートリッジウォーマー」です。ここのところ日に日に気温が下がってきましたね。麻酔薬のカートリッジもだいぶ冷えています（室温と同じ）。実は痛くない麻酔のひとつのコツは、体温と同じ温度の麻酔薬を使うことなんです。注射したときの刺激が極めて少ない。効きもとても速やか。だから、当医院ではこのウォーマーを使って麻酔薬はいつでも３６．５℃にキープされているのです。ちょっとしたことですが、結構効果あるんです。投稿者 吉江歯科医院 | 記事URL
