症例

2007年10月24日 水曜日

歯内療法の研修会

Endo「歯内療法の常識と最新のストラテジー」日本大学歯学部生涯教育2007に参加してきました。台風一過の日曜日、御茶ノ水の街には人があふれ車も混んでいました。研修会にも多数の先生方が(約200名)参加なさっており、会場は満員御礼。神奈川歯科大の石井 信之教授を中心に3名の講師から「3D歯内療法のコンセプトと実際」「歯内療法は感染との戦いである‐どこから感染するか、どう阻止するか‐」といった演目で講演があり、シンポジウムも行われました。


Endo2歯内療法は、分かりやすい言葉にしますと、大きな虫歯で神経の治療が必要になったときの「根っこの治療」のことです。根っこの治療はうれしくありません。でも、虫歯によってひどく感染してしまった歯を抜かずに助けるとても大切な治療なのです。この治療がなかったら不幸にして抜くことになる歯は、現在の何倍にもなってしまうのです。この治療の成否は、歯の寿命に大きく影響します。ですから、治療の成功率をより上げることはとても大切です。過去の歯内療法は肉眼と指の感覚に頼った治療ですが、現在、「マイクロスコープ」という強い武器を手に入れ「診断」「治療」の精度はぐっと上がりました。今回の講演会でもすべて「マイクロスコープ」を用いた臨床をベースにしてシンポジウムが行わました。
 私もかれこれ5年ほど前から臨床にマイクロスコープを導入してきましたが、治療のツールとして「やはりすばらしい」と思う反面、とても目が疲れるのも現実。治療中、「動かないで」と患者さんにお願いすることも多いかと思いますが、ぜひご協力を。


投稿者 吉江歯科医院

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